はじめて勤めた薬局の待遇の良さに驚き! : 気軽に見ていた求人サイトのエージェントから連絡が来るように、、、 : 紹介された非公開求人に惹かれ転職
ドラッグストアでずっと働いてきたものの、もっと薬剤師として活躍できる現場で働きたいと考えて転職活動を始めました。
やはり調剤薬局か病院で働くのが良いのではないかと思うようになったからです。
ただ、学生時代の実習以来、ほとんど調剤を行ったことがないのも確かでした。
勤めていたドラッグストアではほとんど処方箋がなかったからです。
この状況でも転職できるかが不安だったので、薬剤師専門のエージェントに相談することにためらいはありませんでした。
人の力を借りなければ転職もできないのかと揶揄されてしまうから使わなかったという友人もいましたが、
自分の場合には転職そのものが難しい可能性が高かったのでエージェントに助けを求めなければならないという感じがしたのです。
エージェントに相談したときにはもっと薬剤師としての職能を生かせるような仕事をしたいという漠然とした形で話しました。
必ずしも調剤薬局や病院にこだわりがあったわけではなく、店舗販売をしている他の職場と変わらないような仕事ばかりのドラッグストアとは根本的に違う仕事をしたかったのです。
それも嫌いというわけではなく、現場では顧客からの人気もあったというのは自分でも実感があり、お客と話をしながら商品を勧めるのは楽しい時間でもありました。
そのような話も交えてエージェントに相談したところ、一週間以内には紹介できる求人を準備するから待って欲しいと言われたのです。
サイト上には色々な求人が掲載されているのに何故だろうという気持ちもありました。
また、詳細についてもまた後日話をしたいと言われたので、本当に信頼できるエージェントなのかと心配になったのも事実です。
しかし、一週間だけ待ってみようと考えて連絡が来るのを待っていました。
ちょうど一週間後になって連絡がきてエージェントのオフィスに行くと、切り出してもらえたのが非公開求人の紹介でした。
ある大手の製薬企業からのMRの求人であり、おそらく即採用で取ってもらえるという話をしてもらえたのです。
MRという選択肢はもともと自分は想定外であったことに加えて、非公開求人を用意するために一週間という時間を取ってくれたという事実にも驚かざるを得ませんでした。
曰く、営業力と顧客からの信頼があるからMRならきっと活躍できると思ったけれど、手持ちのものがなかったということだったのです。
そのため、つながりのある企業に連絡を取って急募したいような状況がないかと問い合わせて見たところ一つだけヒットする案件がもらえたということでした。
あまりMRという仕事について詳しくなかったので詳細の説明も求めましたが、
採用するつもりで受けられる面接なので実際の仕事内容は面接で直接面接官に聞いてみた方が良いと促され、言われるがままに書類を準備して応募しました。
そのときにMRについての最低限の説明だけはしてもらい、面接までに一応MRについての勉強をした上で当日に臨み、採用してもらうことができたのです。
面接現場では詳細な内容についても説明してもらうことができたので、確かに自分に適職かもしれないと考えられました。
医薬品について理解力がある薬剤師だからこそできる仕事であり、医療現場のことも把握できる点で確かに自分の目的にも
沿っているという実感があったのは自分としても即決する理由になったのは確かです。
エージェントに相談して新たな可能性について提案してもらうだけでなく、非公開求人を紹介してもらえたのは幸運だったと言う他ありません。
その機転と努力のお陰で薬剤師としての職能を生かしつつ、毎日大変ながらも楽しさとやりがいのある仕事に従事することができています。